イーミックス通学10年 青鹿 紫苑 

さて突然ですが今日は僕の高校受験に時の体験談をお話ししたいと思います。
若い中学生諸君、是非参考にしてみて下さいね。
 
僕は現在早稲田大学に通っており、その付属校である早稲田大学高等学院
(通称:早大学院、学院)という高校に通っていました。
自分でいうのもアレですが、レベルはとても高いです。
とにかくものすごく勉強しないと絶対に入れません。
 
第一志望をそこに決めたのは中2の夏くらいでした。
きっかけは中2の春。僕は塾の試験で運良く好成績を取り、2番目のクラスから
難関国私立校を目指す最上位のクラスへ上がることが出来ました。
(運良くとは言っても塾で出された課題はきちんとこなしていたので、それが試験の
成績として反映されたと思っています。)
それまではそこそこの公立高校に行ければいいかなと思っていました。
しかし最上位のクラスへ行くことが許された僕は「俺って結構頭ええやん!」と
慢心していました(笑)
そこで僕は早慶の付属校に入ってしまえば大学受験しなくってもそのまま
大学に行けるやん!という考えのもと早大学院を第一に決めました。
慶應ではなく早稲田にしたのには特に深い理由はありません。何となくです。
 
しかし、本当に大変だったのは入ってからです。
まず、授業の内容が段違いでハイレベルとなり、スピードも速い。
課題が大量に課される。周りのみんなが頭良い。
最初は授業について行くだけでも大変でした。
 
さてここから僕はどうなってしまったのか?


塾の試験で好成績を取った僕は最上位クラスに上がることになったわけですが、そこでの授業内容は非常にハイレベルでついて行くだけで精一杯でした。
上がった当初は本当に大変でした。みんなも僕より遥かに頭が良いし、全国模試でトップクラスの人もいました。僕はあのクラスの中ではビリでした。生まれ持った頭脳がまるで違うと痛感させられました。
 
それでも僕は腐ることなく勉強を続けました。というのも第一志望に行きたいという目標があったからです。まず皆さんには目標を持ってもらいたいと思います。(勉強に問わずスポーツでも何でも。)正直人間は目標がなければ何もしなくなるものです。そして目標があるから努力し続けることが出来ると思うのです。おそらく目標無しに努力している人など皆無でしょう。
 
また僕の場合は非常に素晴らしい先生に巡り合えたことも大きかったです。
あんなに親身になって相談に乗ってくれる先生はこの世にいないでしょう。というのは大げさに聞こえるかもしれませんが、僕の中ではそう思っています。
 
あとはひたすら勉強です。
特に中3になってから週5で塾に通っていました。夏季講習や冬期講習は毎日朝から晩まで塾に籠っていたのは今でも覚えています。
 
そして第一志望の受験日は万全の体調で迎えることが出来ました。
先生に受験会場の早稲田大学で握手をし激励されました。
 
正直試験中のことはよく覚えていません。ただ思いの外緊張はしなかったからです。
今だから言える事かもしれませんが、俺はこれだけ勉強したから絶対に合格するに決まっているという確固たる自信があったからでしょう。
 
そしてついに合格したわけです。
先生も親も非常に喜んでくれました。
 
このような感じで高校受験を乗り切ったわけです。
もちろん試験の成績が悲惨だったり先生に叱られたことも度々ありましたが今となってはそれも良い思い出です。
 
とにかく僕が言いたいのは目標を持ってくださいということです。目標を下げる必要はありません。目標があれば道中で挫折しても案外すぐに立ち直れるものですから。